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義眼の作成への道のり④

 

ご無沙汰しております。つっちです。

 

義眼の作成への道のりについて、今回が最後となります。

 

義眼作成後「療養費支給申請書」の申請をしました。

 

結論から言いますと【不支給】

 

義眼12万円自己負担となりました。

 

療養費・還付金が出ると想定して義眼を作成したので、正直、身体的や精神的に辛かったです。

 

なぜ【不支給】になったのか色々と聞いていくうちにわかったことがありましたので書いときますね。

 

Q1 : 前回、療養費が出たのに今回【不支給】になったのは?

A1 : 保険組合と審査が異なっていたから。

        前はA保険組合、現在はB保険組合。

        保険組合によって審査が異なっていたため。

 

Q2 : 自治体の「補装具費支給」で申請したら?

A2 : 申請不可。

       自治体によりますが、私の住んでいる所は「障がい者手帳」を取得していることが大前提。

       私の場合、取得していないため申請ができませんでした。

 

よって前述に記載しているとおり、義眼12万円自己負担となりました。

 

私は2歳の病気からなのか「障がい者手帳」を保有していません。

 

物心つく前から片目で過ごし、スポーツや運転なども普通にできています。

 

ただ、年齢とともに眩暈や疲れがでるのも事実です。

 

今回の件で、補装具の負担や片目の不自由さをわかってほしいなと思いました。

これは片目失明に限ったことではなく、五感や身体的な障がいを持っている人全員に関わってくるのかなと感じています。

 

とても残念ですが、現実を受け止めるしかないんですよね。

生きるのって。。。中々。。。本当に。。。大変ですね。

 

※補足※

片目失明による視覚障害の認定を目指している「片目失明友の会」という団体があります。

 

今回の【不支給】という結果で、なぜ「片目失明友の会」の方たちは視覚障害の認定を目指しているのかわかりました。

 

あと、豆知識ですが、義眼の作成への道のり➂の写真やYoutuberの「義眼少女ぴぴる」さんもおっしゃっている通り、義眼は球体ではないです。

 

私が装着しているのは楕円上の三角の形の義眼です。

 

もし球体の場合、中で周ってしまいます。

 

義眼がずれないように三点で支えているんです。