「真夜中のメンター 死を忘れるなかれ」

 

実写映画化もされた

「ちょっと今から仕事やめてくる」

の著者である、北川 恵海さんの

「真夜中のメンター 死を忘れるなかれ」

を読了しました。

 

メンターという肩書のアダムソンと助手である主人公のワタソン。

(アダムソンとワタソンは純粋な日本人です 笑)。

 

メンターとはカウンセラーでも精神科医でもありません。

 

ただ、相手のお話を聞くだけ。

 

事務所兼自宅である"メメント・モリ"へ訪れた人のお話を、メンターであるアダムソンが聞くというシンプルな物語です。

 

アダムソンとワタソンの会話がとても愉快で、そして、新型コロナウィルスの現在の描写が描かれているのがとても印象的でした。

 

全6章の短編に分かれており、とても読みやすい本です。

機会があれば読んでみて下さい。

 

<アダムソンからのアドバイス>

・面倒くさい事をやめてみる。

・面倒くさいことから離れてみる。

・考えるな、感じろ。

 

北川 恵海さんの本は、

無駄な力がすーっと抜ける、そして不思議と元気がでる。

そんな本を書かれている印象があります(好きな作家さんの1人です)。

 

"メメント・モリ"はラテン語。

意味はサブタイトルに書かれている"死を忘れるなかれ"。

 

皆さん、今を大切に生きて下さいね。