外向性と内向性について

 

パーソナリティ・人格・性格の分類の1つに、【外向性と内向性】があります。

 

これは心理学者ユングが提唱した性格の理論(人格の分類)です。

 

【外向性】と【内向性】という言葉だけで皆さんはどちらが良い性格だと思われますか?

 

では、【外向性】と【内向性】の特徴を簡単に紹介します。

(この2種類からさらに細分化されますが、今回は2種類としますね)

 

【外向性】

・人見知りしない。

・人との関わりが好き。

・コミュニケーション能力が高い。

 

【内向性】

・少人数または1人が好き。

・仲良くなるまで時間がかかる。

・あまり会話を好まない(会話は必要最低限)。

 

カウンセリングの勉強をした当初、

「私の性格は【内向性】だな~。【外向性】に憧れる~。」

という印象を感じたので【外向性】が良いなと感じました。

 

しかし読み進めていくうちに

「どちらにも良い点と悪い点がある」ということに気が付きました。

 

上記の特徴に少し加筆したのが下記です。

 

【外向性】

・人見知りしない。

・人との関わりが好き(どちらかというと1人が苦手)。

・コミュニケーション能力が高い。

・思った事を口にしてしまう。

・自分の考えを否定されるとイライラしてしまう事がある。

 

【内向性】

・少人数または1人が好き。

・仲良くなるまで時間がかかる。

・あまり会話を好まない(会話は必要最低限)。

・頭の中で整理して会話をする。

・相手に相談する前に、自分で考え行動し解決しようとする。

 

いかがでしょうか。

 

【外向性】はリーダシップ・コミュニケーション能力に優れている反面、主観的に思った事を口にしてしまい気が付かないうちに相手を傷つけてしまう。

【内向性】は相手の立場を考え行動したり、自分で解決しようとする能力がある反面、最低限の会話しか必要としない(大人数だと疲れる)。

 

誤解しないでほしいのは上記の特徴は極端(少し大げさ)に記載していますので完全に当てはまらないケースは沢山あります。

 

例えば【外向性】でも自分より部下の意見を聴き適切なアドバイスをする方もいますし、【内向性】は上司・部下・同僚への説明が上手でコミュニケーション能力が高い方もいます(両向的)。

 

今回、知っておいていただきたいのは【外向性】と【内向性】どちらの性格でも全く問題がないということ。

大事なのは自分自身の性格がどれなのかを知り、その特徴を活かした(生かした)生活をする事だと思っています。

 

【外向性と内向性】の関連サイトが沢山ありますので気が向いたら覗いてみて下さいね。

 

おわり