5月末に緊急事態宣言が解除されましたが、以前の生活に戻るには、もう少し時間がかかる気がします。
ワクチン・特効薬が開発されたとしても、接種は医療従事者・介護福祉・学校・接客業などの順番となり、私は一番最後になるのかな~と。
そして
・ワクチン・特効薬が完成されていない
・今も継続した連日の感染者数の報道
など、緊急事態宣言が解除された今でも、自発的にマスクを着用し不要不急の外出自粛をしていらっしゃる方が多いという印象です。
最近では、「コロナ渦」「新しい生活様式」の他に「コロナ鬱(うつ)」というワードがよく見られます。
そこで今回は、緊急事態宣言解除前後の振り返りとメンタル不調増加の懸念について書きたいと思います。
■あくまでも専門的知識もない私の勝手な見解です■
【振り返り】
3.4月頃、「対応が遅いんだよ!」「無意味な記者会見だ!」という政府へのバッシングや「アベノマスク」などの揶揄がありました。
この一連の流れ(時系列)をジェットコースターで例えるならば
・ガタガタとゆっくり上昇 : 緊急事態宣言の準備・保証を明確
・頂上に着いてから急降下 : 緊急事態宣言の発令
・上昇と下降のくりかえし : 今現在
かなと思います。
ここで問題だったのが、ガタガタとゆっくり上昇の所で、
緊急事態宣言の準備・保証を明確
ではなく
政府の対応が曖昧(モヤモヤ・モンモン)
の状態で緊急事態宣言が発令されました。
しかも発表は2020/04/16(木)夜。
時間帯や曜日からして、明日からの対応は難しく、子供・家族・学校・会社など対応に追われ混乱していました。
これによって、急激な環境に耐えらず、メンタルに不調をきたす方が多かったのではないかと思います。
実際、私がそうでした。
私は今回のコロナウィルスによるメンタル不調・疾患が増加する要因は3つあると考えます。
・1つ目は、緊急事態宣言前の情報不明確・煽りによる不安
・2つ目は、緊急事態宣言下の自粛生活
・3つ目は、緊急事態宣言解除後の日常生活や新しい生活様式
1つ目と2つ目は既に経験している または 現在進行形ですね。
3つ目の「緊急事態宣言解除後の日常生活や新しい生活様式」はこれからです。
私はカウンセラーの勉強の過程で、不登校・欠勤・休職の期間も注意が必要だが、復帰直後が最も注意すべきであると学びました。
なので、この3つの要因の内、3つ目の「緊急事態宣言解除後の日常生活や新しい生活様式」が最も注意すべきだと思います。
緊急事態宣言が解除される一方で、長期的に自粛生活が続いた後の生活・学校・会社はメンタル不調をきたすきっかけとなり得ます。
上述ではジェットコースターに例えましたが、季節で例えると冬から一気に夏がきたようなイメージです。
日本には四季があります。
冬の前は、秋
夏の前は、春
といった具合に、秋と春のような、環境の温度と自身の身体を徐々になじませる必要があります。
今回のコロナウィルスは、政府の対応が曖昧すぎて、季節でいう秋や春といった事前準備ができていなかったものと感じました。
しかしながら、緊急事態宣言が発令されたからには国民として自粛生活をするしかありません。
そして今回、緊急事態宣言解除による自粛生活からの解放と喜びは大変嬉しいものですが、急激な行動をすると身体がびっくりしてメンタル不調の引き金となります。
自身の身体を季節に例えて、解除された後も、秋や春といった季節(軽い運動など)を経験し身体をならしてから思う存分楽しめればと思いました…といっても嬉しいですけどね(^_^)v。
最後に
断っておきますが、政府の対応が全て悪いというわけでも良いというわけでもありません。
コロナウィルスというワクチンもない未知のウィルスに対応しているので仕方がないと思います。
ただ、まだ終息しておらず、かつ最前線で戦っている医療従事者がいるにも関わらず「日本モデルで封じ込め」という言葉は控えるべきと考えます。
~まとめ~
コロナウィルスによるメンタルの不安定・不調で最も注意すべきなのは「緊急事態宣言解除後の日常生活や新しい生活様式」
解除された後も、急激な行動をせず徐々に身体をならしていく。
~おまけ~
「コロナ渦」「コロナ鬱(うつ)」はコロナと記載していますが、これから、他の文言はコロナウィルスと記載します。
理由は、株式会社コロナ(CORONA)という会社がある為です。
東北出身の私にとって、ファンヒーターなど株式会社コロナ(CORONA)の製品はかかせないものでした。
こういった老舗メーカはコロナによる風評被害などで倒産してほしくないからです。
おわり
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