同調圧力について

 

皆さんは同調圧力という言葉を知っていますか?

 

同調圧力(Peer pressure)とは

 

地域共同体や職場などある特定のグループにおいて意思決定を行う際に、少数意見を有する者に対して、暗黙のうちに多数意見に合わさせることを指す。 

少数意見を有する者に対して態度変容を

…チマチマ・ピーチクパーチク・ほんにゃらへんにゃら

 

とWikipediaに書いていました( ̄ー ̄)ニヤリ。

 

詳細はWikipediaを見て下さいね。

 

 

心理学・カウンセリングの勉強課程でも、この同調圧力という言葉が出てきます。

 

簡単に言うと

自分の考えや意見よりも、多数派(大衆)や他人の意見を優先してしまう(飲み込まれてしまう)

ことです。

 

例えば

学校や友達の間で、あるメイク/ファッションが流行っている。

私は興味ないけど、仲間外れにされそうだからやってみよう。

 

ある食べ物が今話題になっているから友達とお店に行った。

本当は違うメニューを食べたいけど皆に合せよう。

 

会社の会議で、上司の言ってること少し違うんじゃないかな?

と発言しようと思ったけど周りから変な目で見られるので言わないように我慢しよう。

などです。

 

以前ニュースで

「1年間 全員 無欠席達成」

という記事があり賛否が分かれました。

 

これはあくまでも私の見解ですが、1年間で1人も風邪や体調不良がでなければ「1年間 全員 無欠席達成」は素晴らしい事です。

でもそうでなければ問題だと思います。

 

理由は、

・欠席してはいけないプレッシャー

・休んだら周りから白い目で見られる

同調圧力と今後の社会生活に大きく影響が出る可能性があるからです。

 

こういった経験をして社会人になってしまうと

・熱があり体調も悪いけど、とりあえず出社しよう。

・周りも残業しているから頑張るぞ。

・休日出勤も全然問題ない。

 

このような状態は、自分の行動よりも世間体や多数派(大衆)の行動という同調圧力が優先されてしまいます。

そして、いつのまにかストレスを抱えてしまい気づいた時には身体が悲鳴を上げてしまう危険性が高いです。

(1人1人個々の考えや体力が異なりますから)

 

そうならないようにする為には、今の自分の心と相談して

・熱があり体調も悪いから会社を休もう。

・周りは残業しているけど手伝う事がなければさっさと帰ろう。

・休日出勤はしないよ。予定入れてるし。

といった行動が良いと私は思います。

これは自己中心的な行動ではありません。

 

「周りの行動を考え、自分を優先にして自分らしく生きる方法を見つける」

という意味です。

 

私の場合

・この人、ネガティブな事しか言わなくて、周りを巻き込んだり話を大きくしたりして自分とは合わなそう。

 

・この人、自分と行動や波長が似ていて話が合いそうだな。

 

・この有名人の仕草が好きだから真似してみよう。

 

・この仕事はストレスもなく集中できるし、1人でもできそうだな。

 

といった感じで自分らしく生きようと努力しているつもりです。

(同調圧力に飲み込まれそうになりますけどね 笑)

 

最近ではコロナウィルスによる

・SNSで第一発症者やお店へのバッシング。

・ある商品を持ってレジに並んでいるから私も買う。

・デマをさらに大きくするデマ。

などの同調圧力が顕著です。

 

ただ

・みんな咳エチケットしているから私もやろう。

・学校や会社が一丸となって困難を乗り越えよう。

・Stay Home。

自粛している人の方が圧倒的に多いから不要不急の外出を自粛しよう。

    (遊びに行っている人は一定数いるのは当たり前)

など、良い同調圧力もあります。

 

~まとめ~

同調圧力(多数派・大衆)の意見より

「周りの行動を考え、自分を優先にして自分らしく生きる方法を見つける」

 

~おまけ~

コロナウィルスによる今は、

・学校や会社が一丸となって困難を乗り越えよう。

・自粛している人の方が圧倒的に多いから不要不急の外出を控え我慢しよう。

という良い同調圧力になれば良いですね。

 

おわり